ツール・ド・フランス2009を圧倒的な実力で総合優勝したアルベルト・コンタドール選手のポジションについて、参考になる部分がないかチェックします。
(昨年ジロで優勝したときのバイクより)
http://autobus.cyclingnews.com/tech/2008/probikes/?id=alberto_contador_astana_trek_giro08
アルベルト・コンタドール | goma2 |
身長が同じぐらいなので比較しやすいです。体重は10kg以上重いんですが・・・。
フレームは共にSサイズ。ワンサイズ上のフレームでも良さそうですが、プロは小さめのフレームを使う傾向にあるらしい。
クランク長はコンタドールの方が長いです。サドル高から見ると、一般的には170でも良さそうですが、何と言ってもコンタドールの持ち味はあの強烈なダンシングです。ダンシングはクランクが長い方が力がかけやすいですからと勝手に解釈。
カセット、これはまあいいとして。
ハンドル幅。これは僕がデフォルトから換えてません。特に問題もありませんし、狭い方が空力的に有利と解釈。ただ先述のようにダンシングで力をかけやすいのは幅の広めの方ということで。
ステム長。これは同じです。
前に110mmのステムに交換したと書きました。
http://tbr-goma2.blogspot.com/2009/09/2cm.html
しかし、もう一台のTCRとかなりポジションが違ってくるのでよくよく測ってみると120mmでした。増谷さんからお勧めされた品で、箱には確かに110mmと書いてあったんですけどね。
でも、120mmでジャストフィット。これでよかったです。サドル高さ×0.96=サドル先端~ブラケットの法則にもぴったり合っています。逆に90mmのTCRの方に違和感を憶え、こちらも換えたくなりました。
サドル高は5mm違い。ほんの誤差ですよ?
サドル先端~ハンドル軸が15mmほど違います。ステムは同じでトップチューブが5mm違うとすると、僕はコンタドールよりも1cmほど前乗りということになります。コンタドールのバイクの写真を見ると、サドルがずいぶん後ろだと分かります。
フロントハブ軸からハンドルバー上までの長さは意外にも同じでした。測定方法間違ってないかな。
と、いうわけです。サドルの前後位置以外は、それほど大きくは違わないということで安心しました。今ちょっと、ハムストリングスをばんばん使える後ろ乗りポジションに興味がわいてきました。
はじめまして。
返信削除プロがどのようなポジションをとっているかが気になっていたので、大変参考になりました。
初歩的な質問で申し訳ないのですが、ここで言うところの「ハンドル軸」とはどの部分なのかを教えて頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
匿名様
返信削除おそらくハンドル軸というのは、ハンドルのステムと接続している部分の軸の中心部分と思われます。
それでスッキリしました。
返信削除これからも色々と参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。