大御所 ランス・アームストロングと、最強スプリンターのマーク・カヴェンディッシュとも体格が近いので、コンタドールのも合わせてデータを比較して、ポジションの参考にしてみます。
ランス・アームストロング | マーク・カヴェンディッシュ |
ちなみに前回も載せたコンタドールとgoma2のポジション
アルベルト・コンタドール | goma2 |
まずはランス。
ランスの身長は179となっています。177という説も多いのですが実際はどうなんでしょう。いずれにせよ、最もダイナミックなポジションを取っています。
脚も長く、クランクの長さも175mmを使用。
ハンドル幅も王者の風格で44cmを使用。
ステムは120mmで、ここだけは全員共通ですね。
フレームはランスとコンタとでは2サイズも違います。
フレーム的にはトップチューブ長は29mmの差になりますが、サドル先端~ハンドル軸の長さはランスが5mm長いだけです。
ランスは175mmのクランクを使っていることも考えれば、コンタドールよりは前乗りのポジションではないかと思われます。
ランスのハンドル高さはコンタドールよりも45mmも上。ハンドル落差換算だと35mm差になります。ペダルの位置的に、前乗りよりも後ろ乗りの方が腰や背中を曲げる角度がきつくなります。タイムトライアルのエアロポジションは前乗りが多いです。
ランスは背中の柔軟性が乏しいということは有名なので、大きめのフレームにしてこのようなポジションを選んでいるのかもしれませんね。
続いてカヴェンディッシュ。
並ぶ者がいないほど圧倒的な爆発力を持つスプリンターです。
速筋バリバリで、大腿四頭筋をフルに活かすポジションでしょうか。
スプリント時は腰が浮くので参考にはなりませんが、サドル先端~ハンドル軸が短いことは確かです。サドル高が意外にも低めなので腕もそんなに長くないのかもしれませんし、何とも言えませんねぇ。
そしてコンタドール。
やはりこの中で一番参考になるのはコンタドールのポジションでしょう。サドルは後ろめで、くるくると軽やかな回転。そして山ではすさまじいダンシングを披露。・・・真似できません。
あと要チェックなのはハンドル幅。
みんな42cm以上を使用しているではありませんか。
今のところ換える予定はないですが、もしハンドルを換えることがあれば、42cmにした方が良いかもしれないです。
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