今日、増谷自転車でフリーハブ・ボディ専用の グリスをゲットしてきました。
デュラエース・スペシャルグリス(右)との比較。白い方が、フリーハブ・ボディ専用のグリスです。見た目だけで固さの違いがわかります。
まずは、春まで使わないであろうCOSMIC CARBONE SLのフリーを分解。
工具は、スプロケ外し用の工具一式と、10mmと5mmのアーレンキーがあればOK。簡単に取れます。
中のオイルは、おそらくMAVICミネラルオイル。やはり5000kmぐらい走っているので、黒くなっています。
フリーのラチェットにも薄く、しかししっかりとグリスアップ。きれいになりました。
スプロケも掃除して、組み付けてフリーを手で回転させると、かなり軽くなりました。
比較するために、KSYRIUM ELETEの後輪を外してみました。
両方のフリーを手で回してみると違いは歴然。圧倒的にCOSMIC CARBONE SLの方が軽く回るようになっていました。
これはいかんと、KSYRIUM ELETEのフリーもメンテナンスを施すことにしました。さっきと違って、5mmのアーレンキーが2本あれば分解可能です。
こんなどろどろなのを見ると、いかにメンテが大事かを思い知らされます。
ラチェットの爪も外して、しっかりと汚れを落とし、グリスを塗布。
組み付けて、先程の回転の渋さと比較すると、嘘のように軽く回るようになりました。
フリーのメンテはびっくりするぐらい効果があるのと、割と簡単にできるので、定期的にやるべきだと感じました。
さて、フリーハブ・ボディグリス。これはデュラエース・グリスと比べて柔らかいのが特徴です。固いグリスだと、流れにくく耐久性は高いですが、動きが鈍くなるのは必定。
かつて、デュラエースグリスで失敗したことがありました。プーリーを分解して、あろう事かシールドベアリングをばらして中にデュラエースグリスをぶち込み、回転が鈍くなって後悔したのです。
プーリーの歯は10Tとかなので、クランクやホイールなどと比べても、常に回転数が一番高いパーツとなります。しかし、プーリーにはあまり力はかからず、それがBBやハブなど他のベアリングとの特徴的な違いとなります。
つまり、プーリーは粘度の低いグリスで十分というか、それが適しているということになります。
早速プーリーを分解して、以前のデュラエースグリスを洗い流して、フリーハブボディ用グリスを詰めてみました。やはり圧倒的に軽く回るようになりました。よかったです。
また次回は、TCRのA-CLASS ALX440SLホイールのメンテをしようと思います。
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