-1℃でパールイズミのハンドルカバーを素手で試したら凄かった

2024年12月22日日曜日

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冬の朝練は寒くて起きられないし、暗いし、普通に氷点下だしなかなか行けていません。

寒さの中でのロードバイク走行はまず快適とは言えないですが、中でも特に、手足の指先が冷えて痛くなるのは本当に大変です。

このたび、パールイズミの限定商品であるハンドルカバーをゲットしたので、その実力を試すべく氷点下の朝練にチャレンジしました。

パールイズミのハンドルカバーは発泡ゴムのネオプレーン製で、防風性能は良さそう。ただ、ポジションはブラケットのみで、下ハンは握れません。私は下ハンをメインに使うので、これはマイナスポイント。

やはりインプレをするならば、厚手のグローブとの比較をしたいので、右ハンドルのみパールイズミのハンドルカバーを装着。

左手はシマノのゴアテックス仕様の冬グローブのみを着用。

右手はハンドルカバーありでもさすがに素手では寒いだろうと思い、パールイズミの10℃対応の薄手のグローブを着用しました。

実際に走ってみると、走り出しから保温性能の違いを感じ、右手のハンドルカバー+薄手のグローブの方がぽかぽかしているのを感じました。

しばらく走っていると、より体が冷えてきてハンドルカバーのない方の左手の指先に冷たさを感じてきました。一方で、ハンドルカバーありの右手は寒さではなく逆に温かさを感じました。

7キロぐらい走ったところで体が温まってきて、ハンドルカバーなしの左手の指先も血流が回るようになってそれほど寒さを感じなくなりました。右手は相変わらずぽかぽかでした。

折り返し地点を過ぎて、さらに実験をしてみたくなり、右手のグローブを脱いで素手でチャレンジすることにしました。

ハンドルカバーは開口部が大きく開いているので、風を少し巻き込んで、手首の辺りに流れてきますが、素手でもそこまで寒くなく、涼しいという感覚でした。指先の方は左手の冬グローブよりもハンドルカバーと素手の方がむしろ暖かく、素手でも全然余裕で走れることが発覚。これはなかなか驚きの結果でした。

今回の結論としては、マイナス1℃程度の走行なら、ハンドルカバーなしでもシマノのゴアテックス仕様の冬グローブでOK。耐えられます。ハンドルカバーの防風保温性能はすごいですが、やはり下ハンが握れないというデメリットは拭うことができません。また、冬グローブの意外なメリットとしては、素手に比べて振動吸収性がやはり良いということを感じました。

ハンドルカバーを使うメリットとしては、マイナス1℃でも素手で走れる防寒性能で、そこに薄手のグローブを着ければまさに寒さ知らずということです。また、厚手のグローブだとブレーキや変速の操作がしにくいということがありますが、その弱点も克服できます。足の指先対策ができればマイナス5℃でも走れそうです。

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