チェーンクリーナーの比較&インプレ

2010年4月5日月曜日

メンテナンス 自転車グッズ

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今日はTCR ADVANCED 1が走行距離11000kmに達したので、定期メンテ。チェーンのクリーニングです。使用したチェーンクリーナーは新品のフィニッシュライン・チェーンクリーナーですが、今まで使った3種類のチェーンクリーナーの特徴も踏まえて比較・インプレをしていこうと思います。
まずはバルビエリ。かなり使い込まれています。
P1000719 (800x600)

これはもう2年半以上に渡って使っている物で、汚れが沈着してもう寿命のようになっています。溶剤の影響によってプラスチックのボディは変形し、ブラシやスクレーパーも相当傷んでいます。
本体が細身で、ディグリーザーはあまりたくさん入りません。長い間使ってきましたが、洗浄力は申し分なかったです。ただ、左のディレーラーにひっかける部分はあまり必要ではなかったような・・・。
ディグリーザーによる洗浄が終わった後に、水を入れてチェーンを洗うのですが、やはり水がたくさん入らない分、黒い汚れが消えるまでには何回も水を入れ替えて回さなければなりませんでした。
続いてBIKE HAND
P1000720 (800x600)
これの特徴は値段が1500円と安いことと、タンクがばかでかいことです。リミットの所まで入れるには、ディグリーザーを大量に消費しなければなりません。あと、右側の出口のところがスポンジになっています。
ローラーブラシが4つ付いていて、左の大きいのはギヤのようになっていて、チェーンにかみ合うと同事に、横方向からブラシが挟むように当たるようになっています。そして、縦方向から三つのローラーブラシがチェーンの汚れを落とすわけですが・・・。
判定・・・洗浄力は非常に低い。
なぜなら、チェーンは4つのブラシの間を通るようになっていて、液の中を直接くぐらないからです。
左の大きなブラシが洗浄液を上まで運び、チェーンにちょびっと付けているだけに過ぎず、他のブラシもチェーンを送り出しているのみでごしごしこすっているという印象がありません。どんなに回転させても、下に溜まっている大量のディグリーザーを真っ黒にすることさえできません。
かろうじてディグリーザーによる洗浄が終わったとして、その洗浄液を落とすために水を入れて回したときにも同様、チェーンに付着したディグリーザーを洗い流すに至らず・・・。非常に残念な結果となりました。
まだ1回しか使っていないのに、もうこれはダメだと諦めました。
最後、フィニッシュライン
P1000722 (800x600)
やはりこれが大本命でしょう。定評のあるフィニッシュライン・チェーンクリーナー
洗浄液は、左のブラシの下と、右のブラシの下に溜まるようになっています。チェーンを迎え入れる左のブラシの下の洗浄液は汚れを知らず透明。常に新しい洗浄液をチェーンへと送り出します。
真ん中のブラシは確実に上からチェーンをディグリーザーの中へ沈め、汚れを確実に落としてくれます。そして、右ブラシ下の液は一瞬で真っ黒になりますが、底には磁石が付いており、鉄粉を吸い付けてくれます。
水を入れての洗浄力も秀逸であり、ガンガン汚れを落としてくれます。やはり、これが一番でした。

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