ワイヤーグリスアップのすすめ

2011年11月18日金曜日

メンテナンス 自転車グッズ

t f B! P L

久しぶりのメンテ記事です。

後ろブレーキがどうにも渋く、軽い力でゆっくり引くと、指先にかくかくするような抵抗が感じられる引き具合になっていて、これはブレーキワイヤーにグリスアップしないといけないなと感じていました。

シマノのスペシャルグリス三兄弟。

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左はDURA-ACEの名を冠したグリスで、粘度が高く、強力です。色は黄色。

真ん中はフリーハブ専用のグリスで、粘度は低く、やや透明な白。

そして、右はシフト、ブレーキケーブル用のグリスで、粘度は低く、色は白。

例えばDURA-ACEのグリスは、耐久性があり、力のかかる部分のベアリングに使ったり、ネジの固着防止に使ったりといった使い方ができますが、粘度が高くて固いので、繊細な部分に使うと抵抗が増えてしまったりします。

他の二種類のグリスは、それぞれ専門に特化した作りになっています。

というわけで、ワイヤー用は黒ラベルのグリスです。

後ろブレーキのインナーキャップを外して、ワイヤーを止めているブレーキのボルトを外し、ブレーキレバーからインナーケーブルを引っ張り出して、一度ワイヤーを拭き取って脱脂し、専用グリスを塗布。再び、インナーケーブルをセットして、ブレーキに張り直し、新しいインナーキャップをかぶせ、ニッパーで締め付け。作業終了。

引き具合は明らかに軽く、引き始めから終わりまで、ぬるーーーって感じでかくかくした抵抗は一切なし。作業前と作業後の違いは歴然で、感動的です。

後ろブレーキはスピードコントロールでタイヤをロックさせないように繊細な操作が必要なので、このたびのグリスアップはかなり有効なメンテナンスとなりました。

ワイヤーのグリスアップ、これはおすすめです。黒ラベルのグリスをゲットしてぜひ挑戦してみてください。

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