キシリウム・エリート異音対策

2011年11月30日水曜日

メンテナンス

t f B! P L

けっこう使い込まれたキシリウム・エリート。昨日、異音に気づきました。スタート時にペダルを踏み込むと、なにやら後輪からカコーンみたいな複数の音が鳴るようになりました。普通の走行時にはどんだけ踏んでも音は出ません。ゼロスタートのときだけ。

ひとしきり原因を探ると、どうもスポークから音が出ているようでした。

壁に前輪を当てて前に行かないようにして、ペダルに体重をかけると音が鳴り、踏み込む力を緩めるときにもう一度鳴りました。

原因特定完了。リムが動かない状態でハブにトルクがかかったときに、スポークが伸びてクロスしているスポーク同士が摩擦するというものです。

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このようにスポーク同士が編み込まれているような感じで接触しています。反対のフリー側はラジアル組でまっすぐになっているので大丈夫です。Mavicの技術であるイソパルススポーク組みというパターンで、左右の張力を均一化してパワー伝達や安定性を高めているそうな。

下はコスミック・カーボン。こちらはさきほどとは逆でフリー側がクロス組みになっていますが、スポーク同士は隙間があるのでこすれたりしません。

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下はシマノのアルテグラホイール。こちらは左右どちらもクロス組みになっていますが、こちらも隙間があるのでスポーク同士は干渉しません。

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ともあれ、スポーク同士がこすれて音が出るというのは好ましい状態ではないので、接触面にデュラエースのグリスを塗っておきました。これで何とかなるでしょう。

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