今日やっとケーブル交換が完了しました。この作業はバーテープの交換も含むし、いろいろ面倒なのでまとまった時間がないとできません。
前の記事で書いたように、シフトインナーワイヤーが切れそうになっていたことが発覚。数本の針金を残して同じ場所でぶっちぎれていました。
この原因はいろいろ考えましたが、まだ買って間もないころに溝の蓋の鉄板の上でハンドルを切って転倒し、その際に右ブレーキの隙間に砂が入ったためではないかと思われます。ブレーキをかけるとがばっと開く部分です。いろいろ見たら砂が付着していました。この砂がシフトワイヤーの巻き取り部分に入り込んでいたのかもしれません。掃除したのでたぶんもう大丈夫と思われますが・・・。
ブレーキケーブルを換える際に使用した物はこちら。
DURA-ACEのブレーキケーブルセットと、内径4mmのシリコンチューブとダンゴと呼ばれる小さいシリコンのパーツ。
シリコンチューブははさみで切ってケーブルを通し、リヤブレーキケーブルのヘッドチューブと当たる部分、トップチューブの後ろの方と当たる部分の二カ所に固定。これでフレームとの摩擦をなくし傷を防止することができます。ブレーキケーブルの直径は5mmですが、シリコンは伸びるので4mmのでもOK。逆に内径5mmのにすると容易に動いてしまいます。とはいえ、特に大きな問題ではないと思います。
ダンゴはトップチューブがワイヤーと接触しないように配置する必須パーツです。
使った工具は、5mmアーレンキー、はさみ、ワイヤーカッター、ニッパー、ダイヤモンドやすり。
他はハンドルとブレーキケーブルを固定するためのビニールテープ、DURA-ACEグリスといったところでしょうか。もちろん新品のバーテープもです。
ハンドルやステムを交換していること、今のポジションがばっちり決まっていることを考えて、ケーブルはなるべくスマートに、かつ抵抗がなく、理想のラインを描くように角度や曲がり具合を見ながら何回もミリ単位で切り落として時間がかかりました。良い経験になりました。これでほとんどのメンテは自力でできるんだという自信が付きました。
夜にさっそく買い物で走ってきましたが、フロントもリヤもシフトが気持ちよく決まるようになりました。
長らく交換してなくても普通にシフトできていればケーブルの劣化にはなかなか気づきにくいものですが、いざ新品に換えてみると差がわかるものなので、やはり定期的に交換しないといけませんね。
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