走行距離にして6000kmと少し。切れるにはちょっと早いのでは・・・。ポリマーコーティングで摩擦が少なくなり、引きも軽くなったのだから、耐久性もすごく上がったと思っていました。
かつて105を使用していたとき、9000kmで切れたことがあったので、リアのシフトケーブルはそれを目安に交換するようにしていましたが、今回は早すぎる。11速になって、シフトがよりスムーズになって、調子に乗って変速回数が上がったのかもしれません。
確かに兆候はありました。でもそれを見抜けなかったのです。ちょうどホイールをDURA ACE C35から、Mavic コスミック・カーボンに換えたこともあって、変速がうまく行かないのは微妙に位置が変わったからだと思って直そうとするけど、うまくいかない、あれあれ?って思ってた矢先でした。ホイールが原因だと思ってたら違ったのです。うかつでした。
メンテでいじっている内に症状がだんだん酷くなり、ついに・・・
走行中でなかったのが幸いでした。
かなりほつれて大変なことになっています。ポリマーの樹脂成分とグリスとワイヤーが絡み合ってえらいことに。
ちなみにこの写真のブツですが、取り出すのに苦労しました。STIの中でほつれたワイヤーが引っかかってしまい、解除レバーを何回押しても動かず、タイコが奥に入ったまま出てこなくて引っ張り出そうにもできない状態でした。ピンセットを突っ込んだりいろいろやってみましたがどうしようもなく・・・
嗚呼、電動DURAはいいなと思った瞬間でした。
でもさすがはシマノ。メンテナンスができるようになっていて、下側のネジを一個緩めれば蓋が外れて、そこから千枚通しを突っ込んで巻き上げ機に複雑に絡むワイヤーをどうにか押し出すことに成功。
やれやれ。
ポリマーコーティングですが、だいぶ劣化していて、ブレーキのもそうですが、爪でひっかいたら簡単にはがれるぐらいにまでなっていました。もう全部換えよということですわ。
というわけで、ケーブルを全交換します。
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