AEROAD CF SLXをチューブレス化した

2022年6月11日土曜日

AEROAD CANYON GP5000 タイヤ チューブレス

t f B! P L

CANYON AEROAD CF SLXは完成車の状態では、前輪25C、後輪28CのContinental GP5000S TRが、チューブ入りのクリンチャータイヤとして装着されています。

別途チューブレスバルブを購入すれば、チューブレスタイヤとしても使えるという状態です。ホイールにはチューブレスレディ用のリムテープが最初から装着済となっています。


チューブレスタイヤは初めてなので使ってみたいと思い、チューブレス化するためのバルブやシーラント、対応のタイヤレバーなどは予め入手済でした。

チューブ入りのクリンチャーと比較すると、チューブレスはチューブ由来のパンクをが起こらず、転がり抵抗の低減、乗り心地の向上が期待できます。

ここ2年ほどで経験したパンクは異物がタイヤを貫通して起こるものではなく、8000kmとか長期間の使用によるタイヤとの摩擦によるものであったり、リムテープの根本のギザギザ部分によるダメージであったり、チューブが傷んで起こるものばかりでした。そのチューブがないタイヤであれば、パンクのリスクをより下げることができるはずです。

万一タイヤを貫通するパンクが起きても、小さい傷であればシーラントが埋めてくれるし、走行可能なスローパンク状態で帰ってくることもできそうです。チューブがなければ、リム打ちパンクも問題ありません。

それでもパンクしてしまった場合は、チューブを持っていれば、バルブを外してクリンチャータイヤとして凌ぐことができます。

AEROADを走らせてみて感じたのはやはりフレームの硬さです。28Cタイヤなのでけっこう振動吸収をしてくれますが、より快適に走らせるには、しならないフレームを補うだけのタイヤの快適性を求めるしかありません。

そこで、チューブレス化です。せっかくチューブレス対応タイヤが付いているのですから、試さない手はありません。

タイヤを外すときは、タイヤレバーにお世話になりました。片方だけ外して、チューブを抜きます。で、バルブ穴にチューブレスバルブを装着。

石鹸と歯ブラシと少量の水で石けん水を作り、そのまま歯ブラシでリム内とビードに塗りまくり。そうしたら、タイヤをはめるときには抵抗がなく、全く余裕で指だけで滑るようにホイールに吸い込まれていきました。レバーを使うことなく、素手で余裕でした。

それからフロアポンプで一生懸命空気を入れましたが、隙間から漏れていって一向に圧がかかっていきません。

でも、空気抵抗となっているバルブコアを抜いた後でポンピングすると、問題なくビードが上がりました。一度タイヤが許容するマックスの空気圧まで入れた後、ポンプヘッドを外し空気を抜きます。この時、ビードは上がった状態なので、次はバルブコアを付けた状態からでも空気を入れることができるようになります。

バルブコアを付ける前に、シリンジからシーラントを入れます。20mmのシリンジを使い、2回に分けて30mlを注入。

バルブコアを装着してポンビングし、ホイールを回転させたり振り回したりして、シーラントがリムとタイヤの接合部分にまんべんなく行き渡るようにしました。
 

しばらく置いておくと、じんわりとシーラントが染み出てくる箇所がありますが、そこはちゃんとシーラントが仕事をして空気漏れを防いでくれます。


このように、パナレーサーのバルブで前輪後輪ともに、チューブレス化が完了しました。

外したチューブはシュワルベのもので、前輪が18-25C、後輪は28-32Cのサイズでした。パンク対策に2本とも持ち歩かなければならないのは大変なので、ビットリアの23-28Cのチューブを携帯用にして、取り外したチューブはまた別の用途で使用することにします。

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