プロチーム御用達のサドルをゲットしました。以前から気になっていて、某所にて日本定価の半額以下で買えるとあってついポチりました。
SLRシリーズは世界で一番売れているサドルだそうです。フィジーク・アリオネなんかも人気ですが、268練でもSLRは多くの人が装着しているのを見ました。
このSLR TEAM EDITIONは、プロチームに供給されているのと同じモデルで、長距離のレースでも快適に走れるように、軽量ながらパッドも厚みがあって乗り心地も良さそうです。
今はPrologo Scratch Pro Nackがなじんでいい感じで使えているので、すぐにはインプレできませんが、触った感じでの比較インプレをまずは。
下の写真は、Pro Turnix Carbonと並べたところ。軽さは若干SLRに軍配が上がります。
上から見たところでは、長さ、幅、シェイプなどはほとんど同じです。表皮はTurnixは本革、SLRは合皮になっています。ベジタリアンとしては、SLRの合皮はポリシーに合います。
前から見たところ。写真ではちょっとわかりにくいですが、SLRは先端からに後ろまでストレート形状。座面は、左右に緩やかにラウンド。Turnixは真ん中がくぼんでカーブを描き、座面も真ん中はややへこみ、左右に行くとラウンドしています。で、後ろは反り上がっています。
Turnixのこの絶妙な形は、実は尿道圧迫に対してやさしいです。ちなみに、Scratchは左右に激しくラウンドし、乗り心地はいいのですが、尿道圧迫はやや厳しい感じです。SLRはオーソドックスな形状で、広い範囲で座骨、おしりを支えてくれそうです。
パッドの厚み的には、前はTurnixの方が分厚く、真ん中ほどでは同じぐらい。座骨周辺ではSLRの方が厚くなっています。また縁の方のパッドはSLRの方があります。
ちょっと暗いですが、裏面。両方ともカーボンレールです。SLRのベースはのっぺりとシンプル形状。Turnixは曲げに対して強そうな形状です。
ベースを押した感じでは、同じ力ではSLRの方が少し多くしなりました。これは快適な乗り心地につながりそうです。
Turnixは裏面ロゴのあたりが下に出っ張って箱のような形になっていて、そこにパッドがたっぷり詰まっています。なので、上から押さえるとその部分はけっこう柔らかく、尿道部分に優しくできています。
SLRは前乗りしやすそうな形状です。またTurnixも前部のパッドが厚めで前乗りは割としやすいです。ただTurnixは形状がストレートでない分、やや前が上がるセッティングになるので癖は出ます。
登りでは、Turnixの後ろの反り上がりがホールド感を生み出してくれますが、SLR Teamも若干の反りと後ろのパッドの柔らかさでしっかり座骨をホールドしてくれそうな気がします。
またいつになるかわかりませんが、実走インプレもしようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿