AEROAD 後輪もサイドカット

2022年10月11日火曜日

AEROAD CANYON GP5000 タイヤ トラブル

t f B! P L

 近頃のロードバイクのタイヤは軽量化が進んでいます。軽量化されるのは良いですが、サイドがものすごく薄く、弱くなっています。

AEROADの後輪に付けられているContinental GP5000S TRは、軽さ、転がり抵抗、寿命、どれをとってもハイレベルで満足のいくタイヤです。しかし、弱点はサイドです。前輪もこれでやられました。今回は後輪です。油断して何かを踏んでずるっと行った際には、本当にあっけなくパンクしてしまいます。

今回は朝練の帰り、残り7kmぐらいのところで何かを踏んで、しばらく大丈夫でしたが、だんだん後輪がぶよぶよし始めてきて、2kmぐらい走ったところで降りました。この時はどこがパンクしたか分かりませんでした。

チューブを入れてパンクを補修しようと思いましたが、空気の抜けが割とゆっくりなので、携帯ポンプで空気を補充して、残り5キロを走りきる決断をしました。

空気を入れ終え、残り5kmはフラットにならずに走りきり、最後2BARを切っていましたがなんとか帰着できました。

原因はサイドカット。

この程度だったからスローパンクで済みました。車輪を傾けると勢いよくシーラントが出てきましたが、出血を止めるまでには至らず。2BARぐらいになると穴が塞がりましたが、高圧を入れるとまた穴が空いてしまうので、やはり修理が必要でした。

タイヤを外し、シーラントがゴムになったやつを念入りに剥がし、穴のところを裏からパッチで塞ぎました。これで直るだろうと思ったら・・・

チューブレスレディタイヤのビードが上がらず・・・

石けん水を付けて、バルブヘッドを抜いて、最初にチューブレス化したときと同じ手順を踏みましたが、まったくビードが上がる気がしませんでした。

やはりしばらく使っていて、ビード自体が伸びて緩んできたのが一番の原因でしょう。ホイールにはめるとき、タイヤレバーなどまったく必要とせず、指でめちゃくちゃ簡単に入ってしまうぐらい伸びていました。これだと、ビードを中央の溝に落としても固定されていなくて浮いているので、いくら空気を入れても隙間から漏れていってしまいます。

ひとしきり頑張りましたが、ギブアップし、観念してチューブを入れました。敗北宣言です。もしあと一歩がんばるなら、チューブレステープをもう一周余分に巻いて、ビードを密着させるという方法が考えられましたが、もう諦めました。

これで前輪も後輪もチューブレスではなくなりました。

短いチューブレスタイヤの寿命でした。これからはチューブドクリンチャータイヤとして、余生を送ります。

それにしても今までに何度も経験していますが、サイドカットは本当に厄介です。

かつて、PanaracerのRace Aシリーズを使っていた頃は、いくらサイドに切り傷を負ってもサイドカットのパンクとは無縁でした。しかし、今新製品のアジリストになって性能が上がったと言っていますが、軽量化のためにサイドのプロテクターはなくなっているというではありませんか。こうなると、もうサイドカットを防ぐにはDUROしかないということです。

今後、またチューブレスにすることはあるのだろうか。

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