DURA ACEプーリー交換で変速不良解消!

2020年8月26日水曜日

トラブル メンテナンス

t f B! P L

最近、メンテでちょくちょく交換するものが増えてきています。

この夏はそういうのが色々重なって、シフトとブレーキケーブル、バーテープ、チェーン、スプロケット、ホイールのハブ軸、クリートを交換しました。また、ハブとペダルのグリスアップも行いました。

芋づる式に不具合が露呈

チェーン交換でスプロケが歯飛び

・まずチェーンチェッカーチェックしてチェーンの伸びを確認。

・伸びてきたチェーンを交換。チェーンが新品になりました。

・新品チェーンになったら、なぜかスプロケが歯飛びを起こすようになりました。
 これは今まで伸びたチェーンだとうまくかみ合っていたスプロケットが、新品のチェーンになったら間隔が合わなくなったのだと思われます。

スプロケ交換で、トップ11Tの変速不良発生

・そんなわけでスプロケットを交換(トップ12Tがトップ11Tになりました)。
・そうしたら、新たな不具合発生。

フロントインナー、リアアウターにしたときのシフトがひっかかるようになりました。そこのギヤだけ、シフトアップ、ダウンともうまく決まらず。色々考えて、Bテンションボルトをゆるめてガイドプーリーをギヤに近づけたら直りましたが、副作用としてチェーンがたるんでしまう現象が起きました。

これは、交換前のスプロケ(トップ12T)ではなかった現象にでくわしました。

原因を考えたときに、疑わしいのはプーリーじゃないかという考えに至りました。DURA ACE導入から42000km走って、だいぶすり減って小さくなったガイドプーリーと11Tギヤとの間隔が広がったために変速性能が悪くなり、ついでにチェーンの張りもイマイチになっているのではということです。

早速、新品プーリーをゲット。テンションプーリーはこんな感じです。歯が明らかに小さくなっています。



こちらはガイドプーリー。歯と歯の間がだいぶ開いています。また、チェーンが当たる場所に円周上に線が付いてしまっています。

プーリーを新品に交換したら、変速不良が見事に解消されました。

やはり原因は、プーリーの摩耗による性能劣化でした。トップ12Tなら変速不良は起こらなかったので気付かずにいたでしょう。トップ11Tだとプーリーとの距離広がるので、痩せたガイドプーリーではうまくチェーンを誘導できなかったのでしょう。

今回の問題はフロントインナー、リアがトップ11Tという時に起こる問題で、普段はそのギヤの組み合わせはしないから実用的には問題にはなりませんが、新品プーリーは全ギヤにおいて軽快な変速を実現してくれます。

今回はチェーン交換を発端に、スプロケ、プーリーまで交換することになったという話でした。






ブログ アーカイブ

このブログを検索

人気の投稿

QooQ