ハブスパナは、17mmではなく15mmが必要です。
汚れています。 |
なかなか豪快な汚れっぷり |
玉押し部分は、ボールと接する部分が磨かれてスジになっています。
きれいに掃除して、シマノのプレミアムグリス(デュラグリス)を投入。
ちなみに、ボールは左右9個ずつ。前輪は11個だったので、さらにでかいボールです。
開けたとき、ホイールをひっくり返したらボロボロこぼれ落ちてきたボールでしたが、新品グリスの強力な粘着力ならばひっくり返して振っても落ちません。
これの玉当たり調整はちょっと難儀です。
①反フリー側の玉押しのネジを締めて調整しているのですが、玉押しナットをハブスパナで押さえ、固定ネジを同じくもう一本のハブスパナで締めていくと、固定ネジの回転力で軸が回ってしまって結果的に玉押しが緩まってしまい、ガタが出ます。
②ならばとフリー側のナットをハブスパナで押さえて軸が回らないようにし、反フリー側の固定ナットを締めると、今度は反フリー側玉押しが固定ナットに引きずられて締め込まれ、結果的に締めすぎて固くなってしまいます。
そこで、①と②を少しずつ交互に繰り返し、最終的に微妙な調整をすることができました。
指で回してみたら、どこか歪んでいるのか一回転のうちで極めてスムーズに回るところと、ちょっと重くなるところがありました。実用上問題なさそうですが、使い込んだアルテグラハブなので性能が落ちているようです。
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