WH-9000-C35-CLは4年使っても振れが出ず

2017年8月14日月曜日

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DURA-ACEホイール、WH-9000-C35-CLを2013年7月末に購入。
もうかれこれ4年以上経ちます。コスミックカーボンと交互に併用していた時期もありましたが、長らくメインのホイールとして使用しています。

さて、4年後のインプレです。
今となっては旧モデルですが、このホイールは丈夫です。全くといっていいほど真っ直ぐな回転を維持しており、いまだに一度も振れ取り調整をしたことがありません。

今まで使っていたどのホイールも走っているうちに後輪に振れが出ては、定期的にスポークの張りの調整をしてきました。ミノウラの振れ取り台は、まさに基本メンテグッズです。問題は後輪で、前輪はどれもほとんど調整しなくて大丈夫なんですけどね。

ちなみに、ULTEGRA6700の後輪は、すぐにスポークが緩んでくるので、しょっちゅうメンテしている印象があります。。
また、コスミックカーボンの振れは厄介で、ネジの緩みでエアロスポークが真っ直ぐではなくなるので、ねじれたスポークをペンチで挟んでまっすぐにすると余計にネジが緩んでいくという悪循環。
リム外側にニップルがないので、スポークの調整をするにはリムテープを取っ払わなければならないという大変さがあり、緩まないようにロックタイトのネジ緩み止め剤を使ったことがありますが、効果は得られませんでした。ほとんどタイヤ交換のたびに振れ取りをしていたような気がします。
その他、キシリウムやA-CLASSなどのホイールも何度も振れ取り調整をしたものです。

それがWH-9000-C35-CLはどういうわけか振れが出ないので、不思議に思うと同時に感心しています。

35mmというリムハイトによる剛性プラス、シマノ社が自社の過去の製品を貶めるかのような説明をしてまでアピールしているように、オプトバルスポークシステムは、ホイールの剛性、強度、耐久性を確実に向上させているということなのでしょう。

ホイールの性能といえば、軽さ、剛性、空力とかいろいろな要素がありますが、DURA ACEはやはり耐久性というところが魅力と言えそうです。
普段使いのオールラウンド最強ホイールかもしれません。
また、普段使いのコスパをさらに追求するならば、ハブだけがアルテグラグレードに落ちるもののリムとスポークがDURA ACEと同じものという、RS81-C35は超おすすめと言えるでしょう。

OptBal(オプトバル) スポークシステム
OptBalのリアホイールは、21本のスポークシステム—駆動側・14本+非駆動側・7本の構成が特長。従来の1対1のスポーク組みでは、不均衡なスポーク張力となり、ホイール全体の損傷やニップルが緩むなど、耐久性と強度に影響を及ぼす可能性があります。
オプトバルの2:1スポークシステムにより、スポーク張力のバランスを適正化、ホイールの剛性と強度を向上させ、耐久性の高いホイールを実現。

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