コンタドールのポジション

2009年10月10日土曜日

ポジション

t f B! P L

ツール・ド・フランス2009を圧倒的な実力で総合優勝したアルベルト・コンタドール選手のポジションについて、参考になる部分がないかチェックします。
(昨年ジロで優勝したときのバイクより)
http://autobus.cyclingnews.com/tech/2008/probikes/?id=alberto_contador_astana_trek_giro08

アルベルト・コンタドール
身長 176cm
体重 62kg
フレーム TREK MADONE 5.2PRO (S)
クランク 172.5mm 53/39T
カセット 11-26T
ハンドル幅 42cm
ステム長 120mm
サドル高 740mm
サドル先端~ハンドル軸 560mm
フロントハブ軸~バー上 560mm

goma2
身長 177cm
体重 73kg
フレーム GIANT TCR ADVANCED (S)
クランク 170mm 53/39T
カセット 12-25T
ハンドル幅 40cm
ステム長 120mm
サドル高 735mm
サドル先端~ハンドル軸 545mm
フロントハブ軸~バー上 560mm

身長が同じぐらいなので比較しやすいです。体重は10kg以上重いんですが・・・。

フレームは共にSサイズ。ワンサイズ上のフレームでも良さそうですが、プロは小さめのフレームを使う傾向にあるらしい。

クランク長はコンタドールの方が長いです。サドル高から見ると、一般的には170でも良さそうですが、何と言ってもコンタドールの持ち味はあの強烈なダンシングです。ダンシングはクランクが長い方が力がかけやすいですからと勝手に解釈。

カセット、これはまあいいとして。

ハンドル幅。これは僕がデフォルトから換えてません。特に問題もありませんし、狭い方が空力的に有利と解釈。ただ先述のようにダンシングで力をかけやすいのは幅の広めの方ということで。

ステム長。これは同じです。
前に110mmのステムに交換したと書きました。
http://tbr-goma2.blogspot.com/2009/09/2cm.html
しかし、もう一台のTCRとかなりポジションが違ってくるのでよくよく測ってみると120mmでした。増谷さんからお勧めされた品で、箱には確かに110mmと書いてあったんですけどね。
でも、120mmでジャストフィット。これでよかったです。サドル高さ×0.96=サドル先端~ブラケットの法則にもぴったり合っています。逆に90mmのTCRの方に違和感を憶え、こちらも換えたくなりました。

サドル高は5mm違い。ほんの誤差ですよ?

サドル先端~ハンドル軸が15mmほど違います。ステムは同じでトップチューブが5mm違うとすると、僕はコンタドールよりも1cmほど前乗りということになります。コンタドールのバイクの写真を見ると、サドルがずいぶん後ろだと分かります。

フロントハブ軸からハンドルバー上までの長さは意外にも同じでした。測定方法間違ってないかな。

と、いうわけです。サドルの前後位置以外は、それほど大きくは違わないということで安心しました。今ちょっと、ハムストリングスをばんばん使える後ろ乗りポジションに興味がわいてきました。

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